豊丘村:農業集落排水
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豊丘村:農業集落排水
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経営比較分析表(2019年度)
経営の健全性・効率性について
経費回収率は、平成28年度に使用料改定を実施したことにより改善されているが、収益的収支比率において依然として使用料以外の収入(一般会計からの繰入金)に依存してる。令和2年度に使用料の見直しを行い、適正な使用料収入の確保をする必要がある。また、汚水処理原価は、使用料改定によりH28年から改善し、類似団体よりもコストが抑えられているが、処理施設は供用開始20年を経過し、維持管理費が年々増加しているため、運転方法、計画的修繕による費用の平準化等を進め、更なる経営改善を進めていく。さらに、維持管理に大きなウエートを占めている施設管理委託を平成30年度から複数年契約にし、更なる費用抑制が図られている。施設利用率と水洗化率は、他の類似団体よりも高い値であり、適切な施設規模で汚水処理が安全に行われている。
老朽化の状況について
平成22年度から平成26年度にかけて、管渠を全て調査した。調査結果から、清掃・修繕も行い、現在大きな修繕・更新が必要な箇所はない。令和2年から再び管渠の調査を行いながら、清掃・修繕を行っていく。また、令和元年度には個別施設計画(最適整備構想)を策定し施設全体の老朽状況を把握している。
全体総括
平成31年4月に下水道事業へ移行し、各種財務諸表・指標等が整理され、当村の下水道事業及びその資産の状況が明らかになった。それに伴い老朽化・維持管理費等を中心とした現状把握ができた。現在、経営戦略を策定中で個別施設計画(最適整備構想)を更新し、適正な下水道使用料水準の把握等行い更なる経営改善等への取組により、持続可能な下水道事業の経営を目指す。