収益等の状況について
収益的収支比率、売上高GOP比率、EBITDAを見ると高い値で推移している。また他会計補助金もないことから健全経営であることが伺える結果となっている。収益的収支比率、売上高GOP比率、EBITDAが高い値で推移している要因は、旧軽井沢駐車場は観光地である旧軽井沢銀座に隣接しており、特に観光客が多い。上記のような好立地であることから毎年大きな収益が得られるためである。
資産等の状況について
状況を比較する対象となる数値はないが、軽井沢町内では、地価の高い場所に位置するため、一層の高利用ができるか検討するべきであるが、現在の経営状況や設備投資見込額等を見ると経営は健全であり、周辺の渋滞状況を考えると、継続して経営していくことが必要と考えられる。令和3年度から令和5年度にかけて、既存立体駐車場を解体し平面化にする予定。
利用の状況について
稼働率については、低い数値で推移しているが、町の特徴として、ゴールデンウィークやお盆など繁忙期は、町内が渋滞しているような状況であるため満車となる。
全体総括
軽井沢町の特徴として、繁忙期にかなりの台数の流入があり渋滞が発生する。このことから、駐車場は重要な位置づけであり、一概に稼働率や資産の状況だけを見て他に利用を検討することは難しいと考える。収益の数値を見ると高水準で推移しており、経営状況は健全である。