経営の健全性・効率性について
収益的収支比率は、地方債償還金額が減少したため、増加傾向である。今後も微増していくと予想されるが、100%に近づくよう、経営改善に向けた取り組みが必要な状況である。経費回収率は平均値の34.02%に比べて15.35%と低く、汚水処理原価は平均値の553.77円に比べて956.89円と高くなっている。在住家庭の接続は完了しており、接続率の増加は今後見込めない状況であるが、適正な使用料収入の確保及び汚水処理費の削減が必要である。施設利用率は平均値の36.44%に比べて47.37%と高くなっている。水洗化率は100%。
老朽化の状況について
管渠改善率は、平成24年度から28年度にかけて0%となっている。平成28年度末で17年経過しており、状況把握が必要となってきている。
全体総括
経営の健全性、効率性について、平均値と比べて不良の数値があり、適正な使用料収入の確保及び汚水処理費の削減、経営改善に向けた取り組みが必要な状況である。老朽化の状況については、状況把握が必要となってきている。