輪島市:公共下水道
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輪島市:公共下水道
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経営比較分析表(2020年度)
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率が100%を下回っており、②累積欠損金比率の上昇、さらに③流動比率は100%を大きく下回っており、1年以内に支払うべき債務を支払うだけの現金化できる資産を保有しておらず、かなり厳しい経営状況となっています。④供用開始から21年と初期投資に充てた企業債が多く残ってはいるものの、類似団体と比較しても高い数値を示していることから資本費平準化債等の企業債に依存した経営となっています。⑤経費回収率が100%を下回っており一般会計繰入金等の使用料収入以外の収入に依存した経営となっています。⑧水洗化率は増加傾向にはあるものの、人口減少や高齢世帯が多いといった要因などにより類似団体より低い数値になっていると考えられます。
老朽化の状況について
供用開始から21年のため、管渠については法定耐用年数に達するまでにまだ十分な期間があり老朽化の心配は今のところはない。設備については、策定されたストックマネジメント計画に基づいて更新事業を実施していく計画となっており、更新費用が今後増大してくるものと思われます。
全体総括
使用料収入のみで賄えないため、企業債(資本費平準化債)の借入や一般会計からの基準外繰入などにより事業を実施しており、大変厳しい経営状態である。今後は、管渠の更新はまだであるが、下水処理をする設備の更新費用に多額の費用を要することが予想されており、料金の適正化に向けた検討を実施し、安定した収入の確保に取り組む必要があると考えられます。
地方財政ダッシュボードについて
本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org)
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