輪島市:公共下水道
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17:石川県
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経営比較分析表(2018年度)
経営の健全性・効率性について
⑤経費回収率が100%を下回っており一般会計繰入金等の使用料収入以外の収入に依存しているものと考えられます。①経常収支比率も100%を下回っており、②累積欠損金比率の発生、さらに③流動比率は100%を大きく下回っており、1年以内に支払うべき債務を支払うだけの現金化できる資産を保有しておらず、かなり厳しい経営状況であると考えられます。④企業債残高対事業規模比率が類似団体、全国平均を大幅に上回った数値となっており、企業債に依存した経営であると考えられます。⑧平成30年度より法適用したため、グラフには表示されていないが、前年度より約2ポイント上昇しており、年々増加傾向にはあるものの、人口減少や高齢世帯が多いといった要因などにより類似団体より低い数値となっていると考えられます。
老朽化の状況について
供用開始から19年経過のため、管渠については法定耐用年数に達するまでにまだ十分な期間があり老朽化の心配は今のところはない。施設については大規模な改修工事費を抑制するため、法適用前から長寿命化対策事業を実施しているところであります。
全体総括
使用料収入のみで賄えないため、企業債(平準化債)の借入や一般会計からの基準外繰入などにより事業を実施しており、大変厳しい経営状態であると考えられます。今後は、管渠の更新はまだであるが、下水処理をする施設の更新費用に多額の費用を要することが予想されており、料金の適正化に向けた検討を実施し、安定した収入の確保に取り組む必要があると考えられます。