八王子市：八王子市営旭町駐車場

収益等の状況について

◆①収益的収支比率、②他会計補助金比率、③駐車台数一台当たりの他会計補助金額駐車誘導員廃止等により経費を削減したことから、収益的収支比率は前年度と比較し増加しているが、収支赤字が継続している。なお、赤字部分については、同一会計である北口地下駐車場の収益を充当しているため、他会計からの補助金はなし。◆④売上高GOP比率（％）、⑤EBITDA（千円）前述のとおり、経費が削減されたことにより、前年度と比較すると改善しているが、依然として赤字が継続している。※令和３年度EBITDAを、誤記のため「△14,339千円」に修正。

資産等の状況について

⑥有形固定資産減価償却率（％）、⑨累積欠損金比率（％）法非適用のため、該当数値なし。◆⑦敷地の地価（千円）区分所有している敷地であるため、該当数値なし。◆⑧設備投資見込額（千円）公共施設等の長寿命化と財政負担の健全化を実現することを目的とした、八王子市中長期保全計画に基づく、令和4年度から10年間の見込額である。本駐車場を安全に運営していくために必要な設備の更新工事の総計額となっている。躯体については、ビル管理者が対応しており、区分所有に応じた負担がある。◆⑩企業債残高対料金収入比率（％）残高なし。

利用の状況について

◆⑪稼働率（％）本駐車場は、定期利用者が大部分を占めているため、１台あたりの平均駐車時間が長く、類似施設と比較すると低い数値となっている。

全体総括

運営経費の削減に伴い経営状況は改善傾向にあるものの、類似施設と比較すると低い水準であることから、引き続き収支改善が必要な状況である。また、令和３年度から指定管理者制度の代行制から利用料金制に移行したことから、指定管理者の運営ノウハウをより一層取り組みつつ、定期利用が多い施設特性を活かした改善を実施していく。