📅2023年度 📅2022年度 📅2021年度 📅2020年度 📅2019年度 📅2018年度 📅2017年度 📅2016年度
地域において担っている役割町内で唯一の入院医療を提供している病院であり、救急告示病院として24時間の救急医療体制を維持し、地域住民の医療需要に対して不採算医療を担う公立病院としての役割に応えています。地域の特性である高齢化に対応した医療機関を目指し、特定健診・特定保健指導に係る事業及び後期高齢者に係る健診事業に積極的に参画し、物的・人的資源を活用し、町内外の介護老人福祉施設の嘱託医として入所者へのサポートなど、できる限りの地域医療の向上に努めます。圏域内の保健・医療・福祉分野と地域連携を図りながら、高齢化地域の中核施策である地域包括ケアの一翼を担っていきます。 |
経常収支比率医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について経常収支比率は、医業外収益のうち、国庫補助金及び一般会計からの指定管理者交付金の減により、昨年度より17.7ポイントの減、平均値を下回ることになりました。傾向的に年々一般会計への依存度が大きくなってきております。医業収支比率は、不採算である救急医療の提供等により年々低下傾向にありましたが、医業収益の増により令和3年度に引き続き平均値を上回る結果となりました。入院患者1人1日当たり収益は、在院日数が長期化する傾向にあること、外来患者1人1日当たり収益は、慢性的疾患の治療をされている高齢者が多いことから平均値より低く推移しております。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について有形固定資産減価償却率は、類似団体の平均値を上回り、老朽化する医療機器等が年々増加する傾向にあります。老朽化による事故や故障を防ぐためには、点検や修繕など適切な維持管理や整備することにより延命化を図り、また、経営に影響を及ぼさないよう計画的な更新を実施していく必要があります。 |
全体総括救急医療体制の維持及び高度医療が実施できない体制から収益の顕著な増加は見込まれず、人口減・高齢化がさらに進んでいくことを鑑み、今後も一般会計からの繰入れが大きく経営に影響を及ぼすものと考えられます。施設並びに医療機器等の更新も実施していく上で、経営基盤の強化として、電子カルテの導入、現在の13対1の入院基本料を10対1へ戻す、現在休床中の療養病床の転換等を検討する他、人件費の削減を含めた経費の更なる削減に取り組む必要があります。今後も施設基準等を遵守し、人員の配置も考慮しながら経営の安定を図って参ります。 |
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