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地域において担っている役割町内及び半径5kmの周辺地域で、急性期及び慢性期の入院医療を提供できる唯一の病院であり、直近3ヶ年の病床利用率からも必要性が伺えられます。また、地域医療に資するため、2次救急を提供する病院として担っております。さらに、町の事業である検診を人的並びに施設的に協力しているとともに、町内の診療所及び介護施設等との連携を図り、健康増進に貢献しております。 |
経常収支比率医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について経常収支比率は一般会計から従来8,000千円の繰入れを行っていたが、平成26年度、27年度と経常収支比率が著しく低くなったことにより平成28年度には40,000千円を繰入れを行ったこと並びに入院収益の増により、比率が上がったものでありますが、平成29年は入院・外来収益が下がり依然として一般会計への依存度が大きくなってきております。医業収支比率は、不採算である救急医療を提供していること並びに療養病床における丸目の診療報酬の影響が大きく年々低下傾向にありますが、平均値を上回っていることから良好であると思われます。入院患者1人1日当たり収益が平成26年度から急激に低くなった原因は、診療報酬単価の低い療養病床が、平成26年10月から稼働したことによるものです。高齢化率45%を超える当町においては、中山間という地域性からも長期入院ができる病床の確保は必須であります。外来患者1人1日当たり収益は、慢性的疾患の治療をされている高齢者が多いことから低く推移しております。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について有形固定資産減価償却率は、類似団体の平均値を上回り、老朽化する医療機器等が年々増加する傾向にあります。老朽化による事故や故障を防ぐためには、点検や修繕など適切な維持管理や整備することにより延命化を図る、また、経営に影響を及ぼさないよう計画的な更新を実施していく必要があります。 |
全体総括救急医療体制の維持及び高度医療が実施できない体制から収益の顕著な増加は見込まれないことに鑑み、今後も一般会計からの繰入れが大きく経営に影響を及ぼすものと考えられます。施設並びに医療機器等の更新も実施していく上で経営基盤の強化、費用の更なる節減に取り組む必要があります。今後も施設基準等を遵守し、人員の配置も考慮しながら経営の安定を図って参ります。 |
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