千葉市:青葉病院

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収録データの年度

2023年度 2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度

経営比較分析表(2020年度)

地域において担っている役割

青葉病院では、新型コロナウイルス感染症重点医療機関及び第2種感染症指定医療機関として新型コロナウイルス感染症や結核などの診療に取り組んだほか、入院が必要な患者を搬送する救急車を断らないという基本方針の下、感染症疑い患者を含む3,862件の救急搬送を受け入れました。また、日本血液学会認定血液研究施設として、急性白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などをはじめ、幅広く血液疾患の治療を行いました。さらに、糖尿病センターにおいて糖尿病患者の血糖コントロールやインスリン導入、甲状腺・副甲状腺センターにおいてバセドウ病や橋本病などの甲状腺・副甲状腺疾患の治療を行いました。
201220132014201520162017201820192020202192%94%96%98%100%102%104%106%108%110%経常収支比率
201220132014201520162017201820192020202179%80%81%82%83%84%85%86%87%88%医業収支比率
201220132014201520162017201820192020202115%20%25%30%35%40%45%50%累積欠損金比率
201220132014201520162017201820192020202168%70%72%74%76%78%80%82%84%病床利用率
20122013201420152016201720182019202020215,300円5,400円5,500円5,600円5,700円5,800円5,900円6,000円6,100円6,200円6,300円6,400円6,500円入院患者1人1日当たり収益
2012201320142015201620172018201920202021850円900円950円1,000円1,050円1,100円1,150円1,200円1,250円1,300円1,350円1,400円1,450円外来患者1人1日当たり収益
201220132014201520162017201820192020202154%56%58%60%62%64%66%68%職員給与費対医業収益比率
201220132014201520162017201820192020202124%25%26%27%28%29%30%材料費対医業収益比率

経営の健全性・効率性について

病院事業全体の医業収支は平成25年度より悪化に転じ、以降、累積欠損金も令和元年度まで拡大し続けていました。令和2年度はコロナ禍において院内クラスターを起こすことなく病院運営を継続し、8年ぶりに純利益を計上したものの、依然として厳しい経営状況にあります。市民が必要とする医療を提供し続けるためにも、「経営の健全化」、すなわち「医業収支の改善」が最大の課題です。病床利用率の向上による収益の増加、給与費・委託料などの支出の抑制により、「医業収支の改善」を図ってまいります。
201220132014201520162017201820192020202148%50%52%54%56%58%60%62%64%66%68%70%有形固定資産減価償却率
201220132014201520162017201820192020202162%64%66%68%70%72%74%76%78%80%82%84%86%88%器械備品減価償却率
20122013201420152016201720182019202020216,300,000円6,400,000円6,500,000円6,600,000円6,700,000円6,800,000円6,900,000円7,000,000円7,100,000円7,200,000円7,300,000円7,400,000円1床当たり有形固定資産

老朽化の状況について

令和2年度は平均値を約14パーセント上回る減価償却率となっています。これは主に青葉病院の建設から17年が経過し、建物の減価償却が進んでいることが挙げられます。今後も必要な設備更新や修繕を行ってまいります。

全体総括

市立病院が、今後も地域において必要な医療提供体制を確保するとともに、経営の効率化を図り、持続可能な病院経営を目指すため、「千葉市病院改革プラン(第4期)」を引き継ぎ、以下4点の実現に取り組んでまいります。1-経営の健全化2-市民が必要とする医療の提供3-安全・安心な医療の提供4-持続・発展のための人材の充実