経常収支比率
収益的収支比率
累積欠損金比率
流動比率
経費回収率
汚水処理原価
施設利用率
水洗化率
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経営の健全性・効率性について本町の農業集落排水事業は、整備済の為、新たな建設投資予定はなく、維持管理事業となります。処理区域内人口における下水への接続人口の割合を表す、「⑧水洗化率」は96.93%と概ね接続しており、施設の適正規模を判断する指標である、「⑦施設利用率」は65.50%と類似団体に比べ良好な値を示しているといえますが、処理区域内の人口減少や節水機器等の普及により年々処理水量が減少しているのが逓減の要因として考えられます。1㎥あたりの汚水処理に係るコストを示す指標である、「⑥汚水処理原価」は233円と類似団体平均より63円低く抑えられており、効率的な運営ができているといえます。一方、使用料で回収すべき経費をどの程度使用料で賄えているかを表す指標である、「⑤経費回収率」をみると、経費を半分程度しか賄えておらず、料金収入や一般会計からの繰入金等の総収益で、総費用に地方債償還金を加えた費用をどの程度賄えているかを表す指標である、「①収益的収支比率」は62.17%と単年度収支で赤字となっています。
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有形固定資産減価償却率
管渠老朽化率
管渠改善率
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老朽化の状況について本町の下水道施設は比較的新しいものですが、今後施設の老朽化が進み、施設の修繕や更新が必要になってきます。
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全体総括本表から類似団体と比較すると効率的な運営ができているといえますが、単年度収支でみると赤字となっています。そのため、今後予定している法適用により、詳細な分析を実施し、経営改善に向けた取組を行っていきます。
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