高根沢町:末端給水事業
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09:栃木県
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高根沢町:末端給水事業
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経営比較分析表(2018年度)
経営の健全性・効率性について
経営の健全性を判断する指標である、「①経常収支比率」、「③流動比率」、「⑤料金回収率」は、各指標ともおおむね良好な値を示しているといえます。しかしながら、施設の利用状況や適性規模を判断する指標である「⑦施設利用率」は、46.89%と低い水準となっています。今後も健全経営を維持していくためには、施設更新時に適切な規模に見直し、「⑦施設利用率」を改善していき、効率性を高める必要があります。
老朽化の状況について
老朽化した石綿セメント管(老朽化したときの強度が著しく低くなるため、地震や水圧などの衝撃により破損や割れを生じる場合がある管)を耐震性のある水道管へ更新する工事を計画的に行ってきたこともあり、耐用年数を経過した管路は少なく、健全な状態であるといえます。
全体総括
経営比較分析表の結果を見ると、当町の経営状況は良好であるといえますが、今後は、少子高齢化による人口減小、節水意識の高揚等により、水道料金収入が減少していくことが見込まれます。その一方で、水道施設・管路の防災対策、老朽化による更新事業等により設備投資の費用増加が見込まれます。そのため、現在策定中の水道ビジョンの中で、水道施設・管路の計画的な更新方法及び、効率的な経営計画を検討し、災害に強く、安全・安心で持続可能な水道事業を目指します。