那須塩原市:末端給水事業
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09:栃木県
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経営比較分析表(2019年度)
経営の健全性・効率性について
(1)健全性について経常収支比率は、営業費用の増により前年度から低下しましたが、100%以上を維持しています。料金回収率についても100%を上回っていることから経営が健全に保たれていると評価できます。また、流動比率は、100%を超えていますが、類似団体平均値を大幅に下回る状態が続いています。企業債残高対給水収益比率については、企業債残高が多いことから、類似団体平均値を上回っています。今後、収益に対して企業債の比率が大きい状況の改善が求められます。(2)効率性について施設利用率は平成28年度以降上昇を続けており、類似団体平均値を大きく上回っています。有収率については、依然として類似団体平均値を下回っています。これは、配水管延長が類似団体と比較し非常に長く、維持管理が困難なことが理由として考えられますが、漏水調査及び修繕を引き続き行うことにより、改善を図る必要があります。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率及び管路経年化率が年々上昇しており、管路更新率は類似団体平均値を大きく下回っていることから、今後更新が必要な施設や管路の比率が高くなることが予想されます。そのため、アセットマネジメントの運用により更新対象を把握し、老朽度や重要度に応じて更新を行います。
全体総括
今年度も経営の健全性は保たれているといえますす。今後は老朽化により、更新が必要な施設や管路の増加が見込まれるため、費用削減や計画的な企業債の発行により財源を確保しつつ、アセットマネジメントの適切な運用により、将来の更新需要を把握し、計画的に更新を行っていく必要があります。