桜川市:特定地域排水処理施設

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収集されたデータの年度

2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度

経営比較分析表(2019年度)

経営の健全性・効率性について

①収益的収支比率は令和元年度100%未満である。その要因として、事業が平成18年度開始で未だ地方債償還金の据置期間中のものもあり、償還(元金)開始が始まっていないものもある。今後は地方債償還金(元金)が増となるので、総収益をあげるために、未収金削減等に取り組んでいくことが必要であると考えられる。⑤経費回収率は、類似団体と比較しても高い水準となっている。その要因としては、使用者の使用料を納める意識が高く、使用料徴収率が高いことが挙げられる。令和元年度は使用料徴収率が97.4%である。今後も高い徴収率を維持していく必要がある。⑥汚水処理原価は類似団体と比較しても低い水準となっている。この要因としては、地方債償還金が据置期間にあることが挙げられる。今後は元金償還が発生してくるので、数値は高くなる方向である。汚水処理費を下げるため、経費の節減に努めることが必要であると考える。⑦施設利用率は類似団体より高い数値である。この要因としては、水洗化率が高いことによるものであると考える。⑧水洗化率は100%である。その要因としては、事業を実施した家は全て浄化槽に接続しているためである。

老朽化の状況について

本事業は平成18年度から開始した事業で、13年経過している。浄化槽の耐用年数は30年であるため、施設としては比較的新しいが、今後徐々に老朽化し、令和18年度頃には更新が必要となる。本事業の対象地域は人口減少が見込まれているため、令和13年度頃までに、浄化槽を更新するか、事業を廃止するかの検討を行う必要があると考えている。

全体総括

特定地域生活排水処理事業は平成18年度から事業が始まり、市設置型浄化槽で、市が浄化槽を設置・維持管理を行い、使用料を徴収する事業である。それによって水洗化率は100%に近く、使用料の徴収率も高いので、このまま収益的収支比率が下がらないように維持していく必要がある。また、この事業は平成29年度末をもって新規設置分を廃止したため、今後は維持管理費の経費削減に取り組んでいく必要がある。

類似団体【K3】

北斗市 福島町 上ノ国町 島牧村 寿都町 黒松内町 中川町 壮瞥町 厚真町 標津町 平川市 平内町 大鰐町 盛岡市 宮古市 八幡平市 岩手町 紫波町 大和町 大郷町 大衡村 色麻町 加美町 女川町 秋田市 由利本荘市 潟上市 八峰町 寒河江市 長井市 最上町 白鷹町 昭和村 小野町 桜川市 行方市 小美玉市 大子町 鹿沼市 伊勢崎市 太田市 渋川市 富岡市 下仁田町 長野原町 滑川町 嵐山町 吉見町 鳩山町 横瀬町 寄居町 皆野・長瀞下水道組合 青梅市 八丈町 小笠原村 相模原市 新潟市 十日町市 南砺市 立山町 珠洲市 羽咋市 宝達志水町 甲府市 甲斐市 身延町 飯山市 安曇野市 揖斐川町 掛川市 御殿場市 津市 紀宝町 舞鶴市 高槻市 枚方市 茨木市 富田林市 河内長野市 大東市 和泉市 柏原市 田辺市 北栄町 浜田市 美作市 奈義町 宇部市 東みよし町 今治市 西予市 愛南町 佐賀市 武雄市 小城市 嬉野市 みやき町 江北町 雲仙市 小値賀町 玉名市 宮崎市 延岡市 日南市 綾町 三島村 知名町