北茨城市:公共下水道
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経営比較分析表(2020年度)
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率については、法適用初年度であり、前年度比較ができないが、平均を下回っている。支出削減に努める。②累積欠損金比率については、欠損金の増加を少しでも減らすよう水洗化率の向上及び経費削減に努める。③流動比率は平均値を下回っているため、管渠整備を進め処理水量を増やすことで収入を増加させることや、経費の抑制により現金を確保をするなどで改善に努める。⑤経費回収率については、平均値を下回っているため経費削減や未整備地区の普及を進める。⑥汚水処理原価については、平均値を上回っているが、現状施設稼働率が低い状況であることが原因であるため、管渠整備を進め使用者を増やし、流入量を増やすことで改善に努める。⑦施設利用率については、平均値より低いが、整備面積を増やし利用者を増やすことで改善に努める。⑧水洗化率については、平均値より低い状況だが、これは浄化槽にて処理をしている地域に対して新たに整備を進めていることで、急には公共下水道に接続されにくいことが原因と考える。引き続き接続を呼びかけ向上に努める。
老朽化の状況について
当市の公共下水道は平成17年10月に供用を開始した比較的新しい施設である。大部分の管渠についても比較的新たなものであるが、供用を開始している範囲には集中浄化槽を廃止して編入した区域もあり、そういった区域は管渠敷設から40年以上経過しており、定期点検や小規模な修繕で対応している。今後はストックマネジメント計画により計画的な点検及び修繕を行う必要がある。
全体総括
現在、面的整備状況の改善のため、整備を進めている。今後10年程度の期間、計画区域内でも最も人口密度の高いJR磯原駅周辺を整備する予定である。同時に、整備と並行して下水道への接続を推進し、施設利用率の向上に努める。また、ストックマネジメント計画に基づき、施設の計画的な更新と支出の平準化を図る。