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地域において担っている役割本病院は猪苗代町唯一の病院であり、町民や猪苗代町を訪れる観光客にとって必要不可欠なものになっている。また猪苗代町では、高齢化等の影響で住民の医療需要が増大していることに加え、豪雪地帯であることや、町の面積が比較的大きいといった地域的な条件からも、絶対的に必要な病院となっている。
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経常収支比率
医業収支比率
累積欠損金比率
病床利用率
入院患者1人1日当たり収益
外来患者1人1日当たり収益
職員給与費対医業収益比率
材料費対医業収益比率
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経営の健全性・効率性について①継続して100%を超え、本院の値自体も安定している。②依然として類似病院平均を大きく上回っており、本院の値自体も安定している。③継続的に類似病院平均値を上回っており、安定している。④前年度よりも本院の値が悪化し、類似病院平均値を下回っている。⑤3年連続で前年度より改善したものの、類似病院平均値を下回っている。⑥前年度より改善したものの、類似病院平均値を下回っている。⑦前年度までの2年間、本院の値は減少傾向であったが、今年度は値が上昇した。⑧類似病院平均値を安定して下回っている。⑨本院の値は継続的に減少しており、類似病院平均値を大きく下回っている。
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有形固定資産減価償却率
器械備品減価償却率
1床当たり有形固定資産
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老朽化の状況について①有形固定資産減価償却率は継続して類似病院平均値を下回っており、数値上安定したものとなっている。②器械備品減価償却率は近年同様に90%を超え機械備品の老朽化が進んでおり、類似病院平均値を20%ほど上回っている。③1床当たり有形固定資産については、近年同様類似病院平均値を継続して下回っており、安定している。
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全体総括経営の健全性・効率性について、病床利用率が類似病院平均値を下回っている状況が続いており、この部分が本院の課題であると考えられる。老朽化の状況について、建物が建築から比較的新しいこともあり、有形固定資産においては、更新等の検討を要する可能性は現時点においては低いと考えられる。一方、器械備品においては、減価償却率が90%を超えていること状態が続いていることから、引き続き計画的な更新を検討していく必要がある。
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