福島県:ふたば医療センター

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収録データの年度

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経営比較分析表(2021年度)

地域において担っている役割

・東日本大震災及び原子力発電所事故からの地域の復興を支える医療の確保を、地域における基本的な役割と認識して医療活動を行っている。・地域で再開した医療機関や近隣の二次・三次救急医療機関、消防機関等との連携の下、多目的医療用ヘリ等も活用した広域的な救急医療を提供している。・関係機関からの診療応援により、地域の医療機関とも連携しながら、患者に寄り添った医療を提供している。・万一の事故に備え、放射性物質による汚染を伴う傷病者等への初期レベルの医療を提供することとしている。・訪問看護や訪問リハビリ等を行うことで、帰還が進む地域における在宅復帰を支援している。
201820192020202198%100%102%104%106%108%110%112%114%116%経常収支比率
201820192020202114%14.5%15%15.5%16%16.5%17%医業収支比率
20182019202020210%累積欠損金比率
201820192020202112%13%14%15%16%17%18%19%20%21%22%23%24%病床利用率
20182019202020212,200円2,300円2,400円2,500円2,600円2,700円2,800円2,900円3,000円3,100円3,200円3,300円入院患者1人1日当たり収益
20182019202020211,100円1,120円1,140円1,160円1,180円1,200円1,220円1,240円1,260円1,280円1,300円1,320円1,340円外来患者1人1日当たり収益
2018201920202021180%190%200%210%220%230%240%250%260%職員給与費対医業収益比率
201820192020202128%30%32%34%36%38%40%42%44%46%48%50%52%材料費対医業収益比率

経営の健全性・効率性について

①②整形外科の診療日数減等により外来収益が減少しているものの、院外処方への移行に伴う材料費の減等もあり、前年を上回っている。なお、震災・原発事故からの復興途上地域にあり、帰還住民もいまだ少ないことから、医業収支比率は類似病院を大幅に下回っている。③H30.4月開院。④新型コロナウイルス感染症患者等の入院増に伴い、前年より上回っている。⑤新型コロナウイルス感染症患者受入により診療単価が増加し、前年より上回っている。⑥院外処方への移行により、診療単価は前年比減となったものの、類似病院を上回っている。⑦本県職員増に伴う給与費増により前年を上回っている。⑧院外処方への移行に伴う材料費の減により、前年より下回っている。
20182019202020216%8%10%12%14%16%18%20%22%24%26%28%30%有形固定資産減価償却率
201820192020202115%20%25%30%35%40%45%50%55%60%65%器械備品減価償却率
20182019202020219,000,000円9,050,000円9,100,000円9,150,000円9,200,000円9,250,000円9,300,000円9,350,000円9,400,000円9,450,000円1床当たり有形固定資産

老朽化の状況について

①②③当病院はH30.4月に新規開院し4年目を迎えたところである。

全体総括

当病院は、H30.4月に震災・原発事故からの復興・再生を図る双葉地域唯一の二次救急医療機関として開院し、R3年度は4年目を迎え、病院周知や地域連携が進んできたこと、訪問看護等の在宅医療の取組を強化したことなどにより、R2年度までは入院、外来とも患者数が増加傾向にあったが、R3年度においては整形外科の診療日数減等により外来患者数が減少している。当該地域の復興・再生を今後も医療面から支えていくために、更なる地域医療の確保に取り組んでいく必要がある。