福島県:ふたば医療センター

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収集されたデータの年度

2021年度 2020年度 2019年度 2018年度

経営比較分析表(2021年度)

地域において担っている役割

・東日本大震災及び原子力発電所事故からの地域の復興を支える医療の確保を、地域における基本的な役割と認識して医療活動を行っている。・地域で再開した医療機関や近隣の二次・三次救急医療機関、消防機関等との連携の下、多目的医療用ヘリ等も活用した広域的な救急医療を提供している。・関係機関からの診療応援により、地域の医療機関とも連携しながら、患者に寄り添った医療を提供している。・万一の事故に備え、放射性物質による汚染を伴う傷病者等への初期レベルの医療を提供することとしている。・訪問看護や訪問リハビリ等を行うことで、帰還が進む地域における在宅復帰を支援している。

経営の健全性・効率性について

①②整形外科の診療日数減等により外来収益が減少しているものの、院外処方への移行に伴う材料費の減等もあり、前年を上回っている。なお、震災・原発事故からの復興途上地域にあり、帰還住民もいまだ少ないことから、医業収支比率は類似病院を大幅に下回っている。③H30.4月開院。④新型コロナウイルス感染症患者等の入院増に伴い、前年より上回っている。⑤新型コロナウイルス感染症患者受入により診療単価が増加し、前年より上回っている。⑥院外処方への移行により、診療単価は前年比減となったものの、類似病院を上回っている。⑦本県職員増に伴う給与費増により前年を上回っている。⑧院外処方への移行に伴う材料費の減により、前年より下回っている。

老朽化の状況について

①②③当病院はH30.4月に新規開院し4年目を迎えたところである。

全体総括

当病院は、H30.4月に震災・原発事故からの復興・再生を図る双葉地域唯一の二次救急医療機関として開院し、R3年度は4年目を迎え、病院周知や地域連携が進んできたこと、訪問看護等の在宅医療の取組を強化したことなどにより、R2年度までは入院、外来とも患者数が増加傾向にあったが、R3年度においては整形外科の診療日数減等により外来患者数が減少している。当該地域の復興・再生を今後も医療面から支えていくために、更なる地域医療の確保に取り組んでいく必要がある。

類似団体【7】

稚内こまどり病院 国保病院 国保月形町立病院 上富良野町立病院 町立病院 下川病院 遠別町立国保病院 国保病院 国保病院 国保病院 国保病院 むかわ町鵡川厚生病院 門別国保病院 国保病院 新ひだか町立三石国民健康保険病院 標津町国民健康保険標津病院 広尾町国民健康保険病院 利尻島国保中央病院 浪岡病院 外ケ浜中央病院 町立大鰐病院 国保大間病院 大東病院 一関市国保藤沢病院 奥州市国民健康保険まごころ病院 国保沢内病院 国保種市病院 石巻市立牡鹿病院 気仙沼市立本吉病院 栗原市立栗駒病院 大崎市民病院鳴子温泉分院 大崎市民病院岩出山分院 蔵王町国民健康保険蔵王病院 町立病院 宮下病院 ふたば医療センター たむら市民病院 笠間市立病院 市民医療センタ- 君津中央病院大佐和分院 奥多摩病院 ゆきぐに大和病院 牧丘病院 勝沼病院 上田市立産婦人科病院 県北西部地域医療センター国保白鳥病院 浜松市国民健康保険佐久間病院 信楽中央病院 国保京丹波町病院 京都市立京北病院 災害医療センター 浜坂病院 アイセンター病院 公立村岡病院 飯南町立飯南病院 津和野共存病院 隠岐島前病院 国立病院機構岡山市立金川病院 公立下蒲刈病院 那賀町立上那賀病院 海南病院 国保梼原病院 国保大月病院 みどりの杜病院 宇城市民病院 天草市立栖本病院 国民健康保険 天草市立 新和病院 宮崎市立田野病院 椎葉村国民健康保険病院 西郷病院 市立坊津病院 町立病院 久米島病院