置賜広域病院企業団:公立置賜南陽病院
団体
06:山形県
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置賜広域病院企業団:公立置賜南陽病院
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公立置賜南陽病院
収録データの年度
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2016年度
経営比較分析表(2018年度)
地域において担っている役割
公立置賜南陽病院は、高度・先進医療を提供する公立置賜総合病院と密接な連携や相互補完を図りながら、市町村区域を診療圏域とし、より住民に身近な医療施設として初期医療や回復期・慢性期医療の提供を行っている。
経営の健全性・効率性について
「経常収支比率」は、前年度より1.4ポイント下がったものの、平均値よりも8.1ポイント上回っており、引き続き100%以上を維持している。「医業収支比率」は、前年度より0.9ポイント下がったものの、平均値よりも上回っている状況を維持している。「入院・外来患者1人1日あたり収益」は、病院における各種収益改善の取組みにより平均値を上回っている。
老朽化の状況について
旧病院については、建築後約50年が経過し、耐震性能不足や著しい老朽化など施設面及び、設備の更新等が大きな課題であったが、令和元年6月全面改築により新病院での診療開始している。鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)地上2階
全体総括
建物の耐震性能の確保や患者の療養環境の改善が図られた新病院は、山形県地域医療構想や各種将来推計を踏まえ、総合病院との機能分化と連携、在宅医療の推進と連携強化についてより強化する医療施設として整備されている。今回の新病院改築事業に伴う減価償却費・関連経費の増加等により、医業収支比率の低下が見込まれ、また、改築事業に伴う企業債償還金の負担増が見込まれることから、更なる収入の確保・経費の削減に取り組んでいく。