収益等の状況について
①収益的収支比率は、例年100%を上回っていること、また類似施設平均値を上回った年度もあることなど、良好な水準で推移している。④売上高GOP比率において、全国平均値及び類似施設平均値を上回っている。⑤EBITDAにおいて、類似施設平均値及び全国平均を大きく上回っている。
資産等の状況について
⑩企業債残高対料金収入比率は、類似施設平均値に比べ低い水準で推移し、平成27年度に企業債残高が0になった。平成29年度及び平成30年度に、駐車場事業債を活用した施設の老朽化対策工事を行ったため、16.3%となった。今後も施設の老朽化対策にあたっては、駐車場事業債を活用しながら進めていく予定である。
利用の状況について
⑪稼動率は、類似施設平均値並びに全国平均値と比較しても、高い水準で推移している。周辺に、市役所や文化施設等があり利用状況が高い要因となっているが、令和元年11月に文化施設が閉館したため、利用率の減少が見込まれる。
全体総括
収益等の状況や利用状況、全国平均値及び類似施設と比較しても、良好な経営状況を維持している。今後も、継続して良好な水準を維持していくとともに、より一層の経営効率化を図りながら施設の老朽化対策に取り組んでいくことが必要である。