経営の健全性・効率性について
①について、料金収入に加え地方債償還金が少なくなったため。しかし、使用料だけでは経費が回収できず一般会計からの繰入を行っている。⑤について、①同様使用料だけでは経費が回収できない状況であるため、今後他の事業も含め使用料金の見直しが必要。⑥について、1戸当たりの使用人数が比較的多いため平均値を下回っていると思われる。⑦について、浄化槽設置希望者が対象で有り稼働率は100%であるが、面積により浄化槽の規模が決まるため一人暮らしでも7人槽となる場合が有り施設に余裕が発生している。⑧について、浄化槽設置希望者が対象であるため、水洗化率は100%である。
老朽化の状況について
平成9年から使用を開始している浄化槽があり、耐用年数も28年となっており、今後10年程度で更新時期を迎えることになる。現在はブロワー及び放流ポンプ等に故障が発生した場合、交換・修繕を行っている。
全体総括
浄化槽本体の耐用年数が近づいており、新規設置工事と併せ、今後計画的な更新が必要となってくる。特環地区、農集地区以外の地域においては浄化槽設置のPR活動により水洗化を推進する。また、経営戦略の策定により、計画的・効率的な事業運営を推進する。