蔵王町:蔵王町国民健康保険蔵王病院

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2017年度)

地域において担っている役割

民間の医療機関が存在しない地域における医療の提供を維持し、不採算地区病院となった現在ではなおさらの事、可能な限り行政と密着した「保健・福祉・医療」の連携を図り、患者の健康を守り、在宅で安心して生活できる環境を確保して参ります。平成5年8月より救急指定告示病院となり、夜間や、土曜・日曜・祝日の診療を行い、救急体制の確保を図っています。

経営の健全性・効率性について

地域連携により二次医療機関から転院してくる患者のための医療提供が求められ、長期療養のための療養病床が全体の7割を超えていることから、診療単価が低い状況にあります。加えて医療圏の人口減少に伴い、入院収益、外来収益ともに減少している状況です。また、29年度は5名退職者への負担金が大きく、施設の修繕も多大な状況でありました。今後も経費削減を図り、健全経営を目指してまいります。

老朽化の状況について

当院は、昭和49年度に建築いたしました。震災による影響もありますが、老朽化により多大な修繕費を支出しております。医療機器についても同様で、耐用年数を経過した機器を更新しております。全庁舎での各施設ごとの「個別施設計画」を作成中であり、必要により建設や改築を検討しております。「個別施設計画」は町公共施設全体で今年中に策定する予定で進めております。

全体総括

開設当初からの目的である医療機関が存在しない地域における医療の提供を継承し、不採算地区病院となった現在、地域住民(患者)が安全・安心な生活を営めるよう必要とする医療の提供を行います。また、一次医療に徹すると共に、高度医療を必要とする患者のために「東北大学病院」をはじめ、「公立刈田綜合病院」や「みやぎ県南中核病院」との連携を強化し、間接的に二次医療・三次医療を確保します。また、薬剤等の材料費は極力抑えておりますが、看護師の高齢化及び31年度から「当直」を導入する予定にしており、新規看護師を採用しております。患者送迎バスを運行するなどしておりますが、人口減少による患者数の減少が大きいものと思われます。

類似団体【7】

稚内こまどり病院 国保病院 国保月形町立病院 上富良野町立病院 町立病院 国保町立和寒病院 下川病院 遠別町立国保病院 国保病院 国保病院 国保病院 豊富町国民健康保険病院 国保病院 むかわ町鵡川厚生病院 門別国保病院 国保病院 新ひだか町立三石国民健康保険病院 広尾町国民健康保険病院 標津町国民健康保険標津病院 利尻島国保中央病院 外ケ浜中央病院 国保大間病院 大東病院 奥州市国民健康保険まごころ病院 国保沢内病院 国保種市病院 石巻市立牡鹿病院 気仙沼市立本吉病院 登米市立米谷病院 大崎市民病院岩出山分院 蔵王町国民健康保険蔵王病院 八幡病院 町立病院 宮下病院 笠間市立病院 市民医療センタ- 君津中央病院大佐和分院 奥多摩病院 ゆきぐに大和病院 牧丘病院 松本市国民健康保険会田病院 上田市立産婦人科病院 国保東栄病院 信楽中央病院 国保京丹波町病院 京都市立京北病院 災害医療センター 浜坂病院 アイセンター病院 公立村岡病院 五條病院 飯南町立飯南病院 隠岐島前病院 国立病院機構岡山市立金川病院 公立下蒲刈病院 北広島町豊平病院 周防大島町立橘病院 那賀町立上那賀病院 海南病院 国保梼原病院 国保大月病院 みどりの杜病院 宇城市民病院 国民健康保険 天草市立 新和病院 宮崎市立田野病院 日向市立東郷病院 椎葉村国民健康保険病院 西郷病院 市立坊津病院 町立病院 久米島病院