気仙沼市:気仙沼市立本吉病院

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2018年度)

地域において担っている役割

震災後は,内科に加え,小児科,外科,整形外科,精神科の対応が可能な医療を提供している。病床機能の状況は,主に回復期を担当し,急性期医療機関と在宅を繋ぎ,訪問診療患者・施設入所者の急性憎悪に対応している。また,震災を契機として在宅医療に本格的に取り組んでおり,地域内の医療・福祉関係職員や介護事業所等との連携を深めながら,地域包括ケアの推進を図っている。

経営の健全性・効率性について

①経常収支比率,②医業収支比率,③累積欠損金比率一般会計繰入金により経常収支比100%を維持している。④病床利用率,⑤入院患者1人1日当たりの収益震災の津波被害により病床機能を一時停止したが,徐々に再開し,許可病床38床に対し,稼働病床を27床としている。なお,30年度の稼働病床による病床利用率は72.4%になってる。また,入院患者1人1日当たりの収益についても同様に回復傾向にある。⑥外来患者1人1日当たりの収益震災直後の常勤医師が退職するなどの影響により減少したが,徐々に回復傾向にある。⑦職員給与費対医業収益比率医業収益の増加に伴い減少した。⑧材料費対医業収益比率類似病院と比べ低い状況にある。

老朽化の状況について

①有形固定資産減価償却率,②器械備品減価償却率震災の津波被害により流失した医療機器を災害復旧事業により平成23年度及び平成24年度に一斉更新したことに伴い,これらの機器の耐用年数が経過するまでの期間は,更新が必要となる機器が少ないことから比率が上昇している。③1床当たりの有形固定資産類似病院と比べ低い状況にある。

全体総括

本吉地域唯一の病院として地域住民の健康,福祉の向上に取り組むとともに,震災後に本格化させた在宅医療の取り組みにより,地域包括ケアの推進を図る。経営面では,新病院改革プランに基づく改革により一層の経費節減と効率的経営に努め,経営の健全化を図っていく必要がある。

類似団体【7】

稚内こまどり病院 国保病院 国保月形町立病院 上富良野町立病院 町立病院 国保町立和寒病院 下川病院 遠別町立国保病院 国保病院 国保病院 国保病院 国保病院 国保病院 むかわ町鵡川厚生病院 門別国保病院 国保病院 新ひだか町立三石国民健康保険病院 広尾町国民健康保険病院 標津町国民健康保険標津病院 利尻島国保中央病院 浪岡病院 外ケ浜中央病院 町立大鰐病院 国保大間病院 大東病院 奥州市国民健康保険まごころ病院 国保沢内病院 国保種市病院 石巻市立牡鹿病院 気仙沼市立本吉病院 大崎市民病院岩出山分院 蔵王町国民健康保険蔵王病院 町立病院 宮下病院 ふたば医療センター 笠間市立病院 市民医療センタ- 君津中央病院大佐和分院 奥多摩病院 ゆきぐに大和病院 牧丘病院 上田市立産婦人科病院 国保東栄病院 信楽中央病院 国保京丹波町病院 京都市立京北病院 災害医療センター 浜坂病院 アイセンター病院 公立村岡病院 飯南町立飯南病院 津和野共存病院 隠岐島前病院 国立病院機構岡山市立金川病院 公立下蒲刈病院 北広島町豊平病院 周防大島町立橘病院 那賀町立上那賀病院 海南病院 国保梼原病院 国保大月病院 みどりの杜病院 宇城市民病院 国民健康保険 天草市立 新和病院 宮崎市立田野病院 日向市立東郷病院 椎葉村国民健康保険病院 西郷病院 市立坊津病院 町立病院 久米島病院