東北町:農業集落排水
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経営比較分析表(2019年度)
経営の健全性・効率性について
・当町の農業集落排水事業(法非適用)の経営状況を左のグラフから分析すると、令和元年度も経費回収率、汚水処理原価、施設利用率が、類似団体より健全性に欠ける状態にある。・主な要因として、少子高齢化の影響により当初の全体計画人口規模に対して現在処理区内人口が少なく、また使用者が高齢化及び人口減少していることにより、水道使用量も減少していることが挙げられる。水洗化率では類似団体を上回っているが、経営的に反映されていない状況である。また地理的に起伏のある地域及び民家が拡散している地域であり、管渠施設の維持に経費がかかる状況も挙げられる。・現状は、一般会計繰入金に依存している状況であり、人口規模や地理的状況を踏まえると住民サービス上やむを得ないが、今後は、使用料の単価設定を様々な視点から検証する必要がある。
老朽化の状況について
・甲地処理区(平成8年供用開始)、千曳処理区(平成14年供用開始)、菩提寺処理区(平成16年供用開始)の3処理区で運営しており、処理機能は概ね良好ではあるが、一番古い処理区で供用開始から20年以上経過しており、一部老朽化による機能低下も見られる。平成29年度及び平成30年度に甲地処理区と千曳処理区に対し、機能強化対策事業を実施した。これにより、施設を長寿命化することができ、今後も長期にわたって処理機能を維持することが可能である。
全体総括
・当町の農業集落排水事業の経営健全化、効率化に向けた今後の取組としては、使用料の未納額の解消と使用料の価格の適正化、維持管理の最適な整備をしていく。