経営の健全性・効率性について
①経常収支比率総収益のうち、料金収入3割、一般会計繰入金が7割となっています。④企業債残高対事業規模比率平成28年度から地方債元金償還が発生します。⑤経費回収率排水処理に係る費用が料金収入を上回っており、不足分を一般会計からの繰入金により補っています。⑥汚水処理原価浄化槽の設置基数が少ないため、汚水処理原価は横ばいです。⑦施設利用率晴天時1日平均処理水量1m3、晴天時現在処理能力1m3としています。⑧水洗化率市町村設置型浄化槽の設置数が少ないため水洗化率は低くなっています。
老朽化の状況について
設置後6年経過しています。維持管理業者の報告により、必要があれば修繕を行います。
全体総括
①経常収支比率人口の減少により、料金収入の増は見込めません。適切な料金の見直し(値上げ)の時期を模索していきます。④企業債残高対事業規模比率平成22年度から平成25年度までの企業債があります。平成28年度から企業債元金償還が始まります。市町村設置型浄化槽の基数要件(年10戸以上)により、今後設置数の増は見込まれないため、企業債残高は減少していきます。⑤経費回収率浄化槽維持管理費は削れない経費であり、一般会計繰入金に頼らざるをえなくなっています。⑥汚水処理原価毎年市町村設置型浄化槽設置を募集していますが、10基に届かず今後も設置基数が伸びず現状が続きます。⑧水洗化率市町村設置型浄化槽の基数要件(10基以上)の緩和を見ていきます。