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地域において担っている役割当院は本市における基幹病院の役割を担っており、24時間365日の救急医療を受け持つとともに、急性期から慢性期までの入院、外来診療及び訪問看護の在宅医療を提供している。
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経常収支比率
医業収支比率
累積欠損金比率
病床利用率
入院患者1人1日当たり収益
外来患者1人1日当たり収益
職員給与費対医業収益比率
材料費対医業収益比率
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経営の健全性・効率性について類似病院平均値より経常収支比率が約25%、医業収支比率が約30%下回っている。また、職員給与費対医業収益比率が30%以上、上回っている。これは、常勤医の不足により、入院患者数を確保できていないことや手術件数が少ないこと等による医業収益の減少とともに、職員の平均年齢が高く、医業費用における給与費が高いこと等が要因のため、医師確保や適正な人員配置に取組んでいる。
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有形固定資産減価償却率
器械備品減価償却率
1床当たり有形固定資産
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老朽化の状況について有形固定資産減価償却率が類似病院平均値より約20%上回っている。当院は、本館は築58年、新館が築36年経過し、屋上防水や配管、機械設備の老朽化が著しく、当面の医療提供機能を維持するよう取り組んでいる。
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全体総括令和2年度において今後の当院のあり方をまとめた中で、地域住民の安心安全を支える拠点となるよう、経営改善とともに、一般会計の負担軽減に努めるよう取り組むとともに、病院の再整備が必要なため、建設等の検討を進めることとしている。
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