室蘭市:末端給水事業
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経営比較分析表(2017年度)
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率(%)各年度とも100%を上回っており、健全な状態である。②累積欠損金比率(%)累積欠損金がないため、該当なし。③流動比率(%)100%を上回っており、類似団体と比較するとやや低い値にあるが、十分な支払能力がある。④企業債残高対給水収益比率(%)類似団体と比較すると高い水準にあるが減少傾向にある。⑤料金回収率(%)100%を下回っているが、受託水量分に係る経費を除くと100%を超えている。⑥給水原価(円)171~179円を推移し、類似団体と比較すると高いが、受託水量分に係る経費を除くと154~163円となる。⑦施設利用率(%)50~60%前後を推移している状況にあり、類似団体と比較すると概ね同水準になるが、これまでのところ減少傾向にある。⑧有収率(%)類似団体と比較すると老朽管の漏水の影響等により、下回っている。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率(%)40%台で徐々に増加し、類似団体と比較するとやや高くなっている。②管路経年化率(%)類似団体と比較すると大きく上回っているが、これは人口のピーク時に整備された管が更新されていないことによるものである。③管路更新率(%)漏水実績を元に管路更新を行っているため、類似団体と比較すると低く推移している。
全体総括
経常収支比率は良好な水準を維持しておりますが、流動比率は減少傾向にあり、管路経年化率、管路更新率は低い水準にあります。今後も水需要の減少に伴い、さらに収入が減少する中で、老朽化した管路等の設備更新費用の増加が見込まれることから、現在策定中の水道ビジョン(経営戦略含む)において、水道施設のダウンサイジング化や耐震性に配慮した施設及び老朽管の更新など災害に強い水道施設の整備していくなど投資規模の見直しを行い、財政基盤の強化においては、水道料金改定の検討を進め、効率的な経営を図りながら、これからも健全な経営の継続に努めていきます。