長野県泰阜村:簡易水道事業の経営状況(最新・2024年度)
長野県泰阜村が所管する水道事業「簡易水道事業」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
経営比較分析表(2024年度)
経営の健全性・効率性について
公営企業会計移行後初めての比較となるので過去との比較ができていません。経常収支比率について、平均値に対し若干高い状態となっているのは、施設等を新設した時に一般財源を使わず国庫補助と起債を使ったため減価償却額と長期前受金戻入額がほぼ同じ額になるためこのような状況となっています。また、料金回収率についても同じことが言えますが今後の維持経費により徐々に下降傾向に進むと見込まれます。企業債残高については、過去の多額の起債が終わりに近づき平均を大きく下回る事となっていますが今後の大規模改修や管路の耐震化により大きく増加する見込みです。起債の繰り上げ償還や利率の低い起債への借り換え等により健全化を行っています。有収率については、漏水調査を行うことにより少しずつ率が上がって来ています。漏水修理や老朽管の管路更新により対応をしていきます。施設利用率は特別会計時から変わらず高いままです。原因として集落が点在していることによる管路や配水池の数量が多くなること、また地形的にも急峻な土地ばかりで多くの集落へ給水することが管路延長並びに付随する施設の増大をまねき、費用対効果の低下の原因となっています。今後、中央監視システム等の入替や管路の耐震化により企業債の借入がまた増える状況となっています。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率が高いのは集落の点在により配水池や管路が長くなる状況であります。管路経年化率、更新率が出てませんが管路更新については道路改良時行っています。建設されてから30年を超える管路も多数あることから本管漏水が年数回起こるため継手だらけの路線も存在します。取水に関しても、現在の村営水道になる前の民営水道時代に作られたものを主水源としていることから、昨今本格的な改修更新工事は必要となると考えます。本村の非効率な地勢と点在する集落、それによって生じる費用と新設時の債務があり老朽化を打開するのは困難な状況です。耐震率も低く耐震管への布設替を行いながら対応する予定ですが多額の投資が必要となります。
全体総括
本村は、小集落が各所に点在し管路延長が長くなり配水池が多く、高低差のある急峻な地形にあることで付随する減圧施設が多く漏水の発生しやすい状況にあります。最近では物価高騰による資材、光熱費等の値上がりの影響を受けています。水道経験職員も3人しかいないため後任を育てる必要があります。設備の老朽化や耐震管への布設替え等多額の投資や人口減少と使用水量低下による料金収入減の中で事業の効率や収益などからすれば、極めて難しい地勢ですが、通常の生活用水以外に災害・防災のための緊急給水にも対応する水道であり続けるために、経営の明確化により効率的な水道事業を目指します。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
簡易水道事業の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の泰阜村リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。