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経常収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対給水収益比率料金回収率給水原価施設利用率有収率 |
経営の健全性・効率性について①経常収支比率は100%を超え、類似団体平均を13.63ポイント上回っており、維持管理費用等を賄える健全な経営を維持できている。②累積欠損金比率は、引き続き0%である。③流動比率は、100%を超え昨年度より15.57ポイント増加した。類似団体平均と比べ70.36ポイント下回っているものの、平均との差は昨年度より29.67ポイント縮小しており、引き続き計画的な執行で経営健全化を図っていきたい。④企業債残高対給水収益比率は類似団体平均値を75.28ポイント下回った。今後も数年間は起債予定が無く、償還残高は年々減少していく見通しである。⑤料金回収率は、昨年度より13.01ポイントの減となっているものの、類似団体平均より7.44ポイント高くなっている。今後はさらに費用削減を意識し健全経営を図っていく。⑥給水原価は、昨年度より2.67円の増だが、類似団体と比べ64.79円低く、安価で提供できており、今後も継続していけるように投資の効率化や維持管理費の削減等、経営改善の検討も行う。⑦施設利用率は、昨年度より1.19ポイントの減であるが、類似団体との経年的な比較では上回っている。現状及び将来の分析を行い適切な施設稼働を継続していく。⑧有収率は、昨年度より0.68ポイントの増となり類似団体平均値よりも1.49ポイント高い。今後も引き続き管路の漏水調査等、施設の維持管理に努め適切な施設稼働を継続する。 |
有形固定資産減価償却率管路経年化率管路更新率 |
老朽化の状況について①有形固定資産減価償却率は、年次的に増え、また類似団体の平均を上回っており老朽化が徐々に進んでいることを表している。更新等の財源の確保や投資計画が必要であるといえる。②管路経年化率は、昨年度より0.56ポイントの増で、年次的に横ばいである。類似団体の平均との比較では下回っている。今後も引き続き毎年計画的に、老朽化した管路の更新及び石綿管の交換を行い管路の老朽化対策に取り組みたい。③管路更新率は、昨年度より0.55ポイントの増で、類似団体との比較では0.70ポイント上回った。今後も管路の更新ペースや状況の把握を行っていきたい。 |
全体総括三股町は前年度より人口が0.4ポイント減少しており、今後は少子高齢化による人口減少や、住民の節水に対する意識向上による給水収益の減少を見越して、費用削減に取り組む必要がある。また老朽化の状況については令和2年度水道ビジョンで示されたとおり、現行料金を維持しつつ財政収支の均衡が可能な投資規模に沿って、今後も管路更新事業を継続していきたい。 |
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