長洲町:特定地域排水処理施設

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経営比較分析表(2019年度)

経営の健全性・効率性について

維持管理費などにかかる経費が使用料等の収入を上回っているため「経常収支比率」は100%を下回り赤字であり、「流動比率」についても現金不足から△588.44%となっている。この現金不足について、以前は一般会計からの繰入に頼っていたが、平成29年度より地方公営企業法を一部適用し、公共下水道事業と統合し下水道事業となったことから公共下水道事業から生じる利益より補填している。「企業債残高対事業規模比率」については768.61%と平成30年度と比較して若干増加し高い比率だが、残高は減少しており、比率は徐々に低下していく見込みである。「経費回収率」については、汚水処理に係る費用が使用料で賄えておらず低い比率となっている。「汚水処理原価」については336.20円と類団平均に比べ高い水準となっている。「施設利用率」については、45.65%となっているが、設置申請があった家屋に対して、浄化槽を設置していることから、すべての浄化槽が稼働することになっている。「水洗化率」については、事業により浄化槽を設置した住宅等を個別に処理区域として公告しているため、処理区域人口=水洗便所設置済み人口となり、100%となっている。

老朽化の状況について

当事業で浄化槽を整備したのが平成15年度、16年度であるため、供用開始後16年~17年を経過しているが、いずれも浄化槽本体は良好な状態であり、機器設備についても消耗品の交換、ブロアー装置の修繕等の維持管理の範囲で対応可能となっている。

全体総括

公共下水道の整備が効率的ではない地域において同等の汚水処理を行なうことを目的として事業を行っているため、使用料ですべての経費を賄うことは困難である。平成29年度以前は法非適であったため、維持管理に要する経費の一部と資本費の全額を一般会計からの繰入れに依存していたが、平成29年度より公共下水道事業、個別排水処理事業と併せた下水道事業会計を設け経営統合したことにより、繰入れを抑制し経営の改善が図られている。

類似団体【K2】

妹背牛町 利尻町 花巻市 一関市 二戸市 奥州市 葛巻町 西和賀町 洋野町 一戸町 石巻市 登米市 栗原市 大崎市 能代市 横手市 大館市 湯沢市 大仙市 北秋田市 仙北市 藤里町 東成瀬村 鶴岡市 酒田市 上山市 大蔵村 高畠町 飯豊町 会津若松市 白河市 須賀川市 西会津町 磐梯町 三島町 金山町 会津美里町 三春町 日立市 常陸太田市 常陸大宮市 大田原市 藤岡市 上野村 神流町 南牧村 中之条町 嬬恋村 高山村 東吾妻町 昭和村 秩父市 ときがわ町 小鹿野町 東秩父村 睦沢町 長柄町 八王子市 奥多摩町 青ヶ島村 長岡市 糸魚川市 上越市 南魚沼市 出雲崎町 砺波市 七尾市 輪島市 志賀町 能登町 福井市 越前市 山梨市 北杜市 甲州市 市川三郷町 長野市 松本市 伊那市 南木曽町 木祖村 木曽町 麻績村 生坂村 筑北村 栄村 郡上市 松阪市 伊賀市 多気町 大台町 南伊勢町 綾部市 京丹後市 京丹波町 養父市 黒滝村 天川村 高野町 有田川町 日高町 南部町 伯耆町 日南町 松江市 出雲市 大田市 安来市 雲南市 奥出雲町 飯南町 美郷町 邑南町 海士町 西ノ島町 隠岐の島町 高梁市 新見市 真庭市 新庄村 三原市 三次市 庄原市 東広島市 安芸高田市 萩市 岩国市 三好市 高松市 三豊市 まんのう町 八幡浜市 伊予市 上島町 久万高原町 伊方町 鬼北町 土佐町 津野町 久留米市 うきは市 朝倉市 みやま市 香春町 唐津市 神埼市 有田町 西海市 時津町 八代市 菊池市 天草市 美里町 南関町 長洲町 和水町 南小国町 小国町 南阿蘇村 芦北町 苓北町 佐伯市 臼杵市 竹田市 豊後大野市 薩摩川内市 曽於市 長島町 龍郷町