長洲町:末端給水事業
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長洲町:末端給水事業
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経営比較分析表(2017年度)
経営の健全性・効率性について
①の経常収支比率は、100%を上回っており、全国平均や類似団体の平均値を下回っています。昨年度の当該値と比べ8.92%下回った要因は、施設の減価償却による営業費用が増えたことによるものです。②の累積欠損金比率は、0%であることから健全な水準であるといえます。③の流動比率は、全国平均及び類似団体の平均値を大幅に上回っており、十分な支払能力があるといえます。④の企業債残高対給水収益比率は、全国平均及び類似団体の平均値を大幅に上回っていることから、今後も計画的な更新事業の実施や経常収支とのバランスを考慮しながら事業を行っていく必要があります。⑤の料金回収率は、全国平均を下回っていますが、類似団体の平均値は上回っています。概ね経営に必要な経費を水道料金で賄うことができている状況です。昨年度の当該値と比べ9.99%下回った要因は、施設の減価償却による営業費用が増えたことによるものです。⑥の給水原価は、全国平均及び類似団体の平均値を下回っています。⑦の施設利用率は、全国平均及び類似団体の平均値を下回っていますが、給水人口は減少傾向にあることから、今後、水需要動向によって施設規模の見直しを検討する必要が生じることも考えられます。⑧の有収率は、全国平均を下回っていますが、類似団体の平均値を上回っており、今後も計画的に漏水調査を実施し、漏水防止対策を進めていく必要があります。
老朽化の状況について
①の有形固定資産減価償却率は、全国平均及び類似団体平均値を下回っています。②の管路経年化率は、全国平均及び類似団体平均値を上回っています。③の管路更新率は、全国平均及び類似団体平均値を下回っています。今後の財政状況を考慮しながら、計画的な更新を実施する必要があります。
全体総括
当町は、年々、給水人口の減少や給水収益に繋がる有収水量が減少している状況であり、今後も続くものと思われます。安心・安全な水道水の供給を継続していくために、施設の更新を計画的に実施するとともに、有収率の向上や経費削減等による事業の経営健全化に努めていく必要があると考えています。今後の対策今後の財政状況を考慮しながら、平成31度迄にアセットマネジメントの策定、平成32年度に経営戦略の策定を予定しております。