熊本市:植木病院
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熊本市:植木病院
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経営比較分析表(2017年度)
地域において担っている役割
熊本市北区の旧植木町域を中心に、二次救急を担う救急告示病院として地域の中核的な役割を担っている。
経営の健全性・効率性について
平成28年熊本地震以降、人事配置により病院規模以上の職員数を抱え込んでおり、給与費が大きく増加している。また、設備等の老朽化による不具合等が頻発しており、修繕費も増加している。一方、入院患者数の減により収益が伸び悩み、医業収支比率や経常収支比率の低迷、職員給与費対医業収益比率の高止まりなど、厳しい経営環境となっている。
老朽化の状況について
現在地に新築移転して15年を経過しており、老朽化が進んでいる状況である。当時導入した医療機器や設備等の故障が頻発しており、修繕費増加により経営が圧迫されていることから、医療機器導入及び設備更新を計画的に図っていく必要がある。
全体総括
地域医療の拠点として事業を継続するため、地域包括ケアシステムの導入といった環境変化への迅速な対応を図るなど、将来を見据えた体制の整備が重要となっている。加えて、入院患者数が減少傾向にあるため、近隣の医療機関などと医療介護連携に向けたネットワークの強化を図っていく必要がある。また、適切な診療報酬の算定、未収金の徴収強化及び施設基準の取得等に積極的に取り組むことで収入増加を図る一方、事務事業の見直し及び人員や設備の有効活用等により費用削減を図り、経営の健全化を推進する。