42:長崎県
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五島市:漁業集落排水
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経常収支比率収益的収支比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について五島市下水道事業(漁業集落排水事業)は、平成14年9月に漁業集落排水事業として供用を開始している。現在、五島市三井楽町高崎地区において32世帯55人が利用している。同地区は少子高齢化による人口減少が進み、収益的収支比率、経費回収率、施設利用率が低迷し、汚水処理原価は類似団体平均より高くなっている。このような状況であるため、下水道料金の値上げや利用率向上の取り組みなどにより経営健全化を図るべきところであるが、利用料金については上水道料金との兼ね合いが、利用率向上については高崎地区以外の地域との位置関係(近隣地域との距離が遠い。)などがあり対応が困難な状況となっている。 |
管渠改善率 |
老朽化の状況について施設の供用から17年が経過し、設備の更新の時期を既に経過している。施設は漁港内に設置されているため、塩害の影響を受けやすく、更に経年劣化による老朽化が進み、修繕等の維持管理費の増加は避けられない状況である。 |
全体総括漁業集落の生活改善と公衆衛生の向上を目的とした事業の実施であるため、今後も事業は継続すべきと考えるが、独立採算は厳しく、市の一般会計からの繰出しに依存する割合が年々高まっている。経営の健全化が急がれるところであるが、少子高齢化に伴う人口減少や施設の老朽化、立地等の悪条件が重なり、難しい問題となっている。高崎集落の生活環境の改善と公衆衛生向上のため、水洗化の普及向上対策など取り組み可能なことから改善を行っていく。 |
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