|
地域において担っている役割・佐賀県の中核的医療機関として、地域の医療機関との連携のもと、高度・専門(循環器、がん、小児・周産期、感染)医療や救急医療を中心に、県民に必要とされる良質な医療の提供に努めている。・医療に従事する者の教育及び研修等の業務を行うことにより、地域医療の確保と医療水準の向上に寄与している。
|
経常収支比率
医業収支比率
累積欠損金比率
病床利用率
入院患者1人1日当たり収益
外来患者1人1日当たり収益
職員給与費対医業収益比率
材料費対医業収益比率
|
経営の健全性・効率性について・新型コロナウイルスの影響により患者数が減少したことにより病床利用率が低下。医業収益が大幅に減少し医業収支比率が低下した。・新型コロナウイルス患者受け入れに対する関連補助金等収益が得られたことにより経常収益は大きく増加した。・結果として、経常収支比率は103.0%となり、100%を上回った。・職員給与費が増加したものの、職員給与費対医業収益比率は類似病院平均値以下である。
|
有形固定資産減価償却率
器械備品減価償却率
1床当たり有形固定資産
|
老朽化の状況について・平成25年に実施した新病院への新築移転のため、有形固定資産減価償却率(資産全体としての老朽化の度合い)は低い。・ただし、有形固定資産減価償却率及び機械備品減価償却率は共に上昇(老朽化が進行)している。特に、機械備品減価償却率は類似病院平均値を上回っている。・当面は新病院への新築移転の影響が大きいため老朽化が進行するものの、計画的な施設及び機械備品等の整備により今後は次第に安定することが見込まれる。
|
|
全体総括・DPC特定病院群として、さらに質の高い医療の提供に努めた。同時に、医療機能の向上のために、入退院支援センターの設置、在院日数の短縮、紹介・逆紹介の推進、日帰り手術の促進など、効率の良い医療提供にも取り組んだ。・医師・看護師・医療スタッフの積極的な確保により診療体制を充実するとともにクリニカルパスを活用して在院日数の適正化を図った。・医薬品は、新薬を積極的に導入しながらも既存品については後発品の使用に努め、消耗品等は共同購入を行うことにより材料費削減に努めた。また、医療機器はベンチマーク等の活用による適正価格での購入を図った。
|