経営の健全性・効率性について
・収益的収支比率は80%台の数値で推移している。今後、老朽化等による施設等の改修も見込まれるため健全経営に努める必要がある。・料金回収率は類似団体平均値を上回っているものの、90%程度で推移しており、汚水処理収益以外の収入(繰入金)で賄われている状況である。必要に応じて料金の見直しを検討する必要がある。・汚水処理原価が昨年度より増えた要因としては下水道統廃合に伴い、旧農業集落排水処理施設からの汚水量が増加したためであると考えられる。
老朽化の状況について
・公共下水道事業を供用開始して21年ほどが経過している。処理場の機器類についても老朽化による処理場についてはこれまでも機器更新等を行ってきているが、今後もストックマネジメント計画に基づく、改修や機器更新が必要となる。
全体総括
・ストックマネジメント計画の見直しを定期的に行い、計画的な機械等の改修を行う必要がある。