経常収支比率
収益的収支比率
累積欠損金比率
流動比率
経費回収率
汚水処理原価
施設利用率
水洗化率
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経営の健全性・効率性について①経常収支比率は、令和2年度以降は100%を上回っており、黒字を維持できている。②累積欠損金比率は、令和2年度以降ゼロとなっている。③流動比率は、前年度から減少したが、一貫して平均値を上回っている。④企業債残高対事業規模比率は、年々減少しているが、一貫して平均値を上回っている。⑤経費回収率は、一貫して平均値を上回っており、令和5年度は80.9%となっている。⑥汚水処理原価は、一貫して平均値を下回っており、令和5年度は220.08円となっている。⑦施設利用率は、30%台となっており一貫して平均値を下回っている。⑧水洗化率は、一貫して平均値を上回っており、令和5年度は91.29%となっている。
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有形固定資産減価償却率
管渠老朽化率
管渠改善率
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老朽化の状況について①有形固定資産減価償却率は、老朽化の進行により年々増加しているが、平均値を下回っている。②管渠老朽化率は、法定耐用年数(50年)を経過している管渠はない。③管渠改善率は、老朽管がないため更新等は行っていない。
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全体総括現状では、経営の効率性が保たれているものの、使用料収入に対し、地方債償還金が大幅に上回るなど経営経費の削減だけでは改善できない状況となっている。農業集落排水地区では過疎化が進んでおり、使用料の大幅な増加が見込めないなか、今後は施設の老朽化による更新費用の増大が見込まれるため、今後は、最適整備構想による長寿命化を図りつつ、経営改善のために使用料の改定を検討する必要がある。
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