馬路村:電気事業

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簡易水道事業 電気事業


収録データの年度

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経営比較分析表(2018年度)

201620172018201920202021220%240%260%280%300%320%340%360%380%400%420%440%460%営業収支比率
2016201720182019202020210円100円200円300円400円500円600円700円800円900円供給原価

経営の状況について

・収益的収支比率と営業収支比率はいずれも100%以上で黒字である。また、2つの比率は平均値よりも高い。・供給原価について平均値と比較して安く、投資や維持管理費等が適正にできていることが分かる。・EBITDAは、平成30年度は29年度に比べ収益性が上昇している。その原因としては比較的雨が降る月とされる6月、7月、8月、9月、10月の5カ月間で発電量が約70%も上がっており、収益が上がったと思われる。
2016201720182019202020210%設備利用率
201620172018201920202021-0%1%2%3%4%5%6%7%8%修繕費比率
201620172018201920202021-10%0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%110%FIT収入割合

経営のリスクについて

・設備利用率について施設全体では平均値を5%ほど上回る利用率だが、発電型式別でみると20%下回っており設備の利用率が悪いことが分かる。可能な限り発電活動を積極的に行うことで利用率を上げる。・修繕費比率について施設全体と発電型式別のどちらとも平均値以下で比較的新しい施設なこともあり、修繕等はほとんど行っていない。・企業債残高対料金収入比率について0%と全くなく、有形固定資産減価償却率も該当数値がないため経営改善もなく良い経営が出来ている。・FIT収入割合について100%FITの収入割合になっているため固定価格買取制度の調達期間終了後、買取価格が下落し収入が減少するため収入が減少しないように発電活動を今まで以上に積極的に行うことが求められる。発電を多く行うことでリスク減少を抑える。

全体総括

馬路村小水力発電所は比較的新しい施設のため修繕等は必要ないが、設備利用率をみると施設を最大限に利用できてないことが分かる。施設の性質上降水量がないと発電ができないが、降水があった際は最大限発電を実施するように努める。