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財政力指数の分析欄人口が18,491人(23年度末)から18,184(24年度末)へ307人減少(対前年度比-1.6%)したことや全国平均を大幅に上回る高齢化率34.9%(24年度末)に加え、町内に中心となる産業がないことから、財政基盤が弱く、類似団体平均0.30を大きく下回る0.25となった。町税は23年度より8,759千円増加(前年度比+0.6%)し、徴収率も前年度より0.1%増加したが、今後も滞納額を圧縮していけるよう徴収業務の強化を図り、財政基盤の強化に努める。 | |
経常収支比率の分析欄起債発行額を年間9億円以内という目標を設定し、起債発行抑制により起債残高は減少傾向にあるため、公債費は1,582,514千円(23年度末)から1,494,662千円(24年度末)へ87,852千円減少した。しかし、補助費等が23年度より2.0%増加したことなどが要因で、前年度より1.2%悪化した。類似団体平均より2.6%下回り依然として高い比率で推移しているため、今後は、扶助費の増加抑制は難しいが、人件費・公債費の義務的経費の削減を更に進め、財政構造の弾力性を確保する。 | |
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄退職者不補充等による職員数の削減により人件費の削減は図れているが、選挙委員報酬等により23年度と比較して430千円増加した。類似団体平均と比較すると13,361円少ないが、今後も「行政改革第2期計画」(22年度~26年度)に基づき、歳出の抑制・定員管理の適正化によりコスト削減を図る。 | |
ラスパイレス指数の分析欄類似団体と比較すると平成22は3.9ポイント、平成23は3.7ポイント、平成24は4.4ポイント低く推移している状況が続いている。今後についても引き続き人事評価制度や勤務評価を全職員に適用し、公平かつ均衡のとれた給与制度を推進していく。 | |
人口1,000人当たり職員数の分析欄職員数は、231人(23年度)から224人(24年度)と着実に減少しているが、人口も18,491人(23年度末)から18,184人(24年度末)と減少に歯止めがかからない状態であり、人口千人当たり職員数は23年度と比較すると0.51ポイントの微減にとどまっている。今後も「行政改革第2期計画」(22年度~26年度)に基づき、充実した住民サービスが行えるよう行政効果が反映できる職員構成・職員数のバランスのとれた組織の維持に努めていきたい。 | |
実質公債費比率の分析欄平成19年度決算における過去3ケ年平均が18.1%となり「公債費適正化計画」を策定した経緯があり、繰上償還や臨時財政対策債の借入をしないなどの財政運営を行ってきた。また、平成17年の合併以来、厳しい行政改革に取り組み、大規模事業を抑制してきた。その結果、20年度決算で17.5%、21年度決算で16.1%、22年度決算で14.2%、23年度決算で12.7%、24年度は11.6%と着実に改善することができている。しかし全国・愛媛県と比較すれば、いずれの平均値をも上回っており、引き続き内子町総合計画を推進しながら事業の必要性・緊急性を検証し厳しい事業選択を行い、地方債発行額の抑制をするなど健全財政を図っていく。 | |
将来負担比率の分析欄平成21年度73.6%、平成22年度33.9%、平成23年度18.6%、平成24年度は17.3ポイント下がり1.3%となり、順調に改善傾向となっている。これは、既発債の償還が一部終了したことによる地方債残高の減少と「公債費適正化計画」に基づいて起債を抑制したことと、将来負担額を新規に起こさず減少させたことが最たる要因であり、加えて基金の増額による充当可能財源が増加したことなどによるものである。 |
人件費の分析欄職員数は、231人(23年度)から224人(24年度)へ7人減少したことにより、人件費は23年度より2,456千円減少したことにより0.1%改善された。しかし、類似団体平均と比較すると2.0%高く推移しているため、今後も行政改革第2期計画」(22年度~26年度)に基づき、充実した住民サービスが行えるよう行政効果が高く職員構成・職員数のバランスのとれた組織の維持に努めていきたい。 | |
物件費の分析欄指定管理者制度の活用や業務移管により、職員人件費等から委託料(物件費)へのシフトが起きているため、23年度と比較して1.3%上昇した。今後も「行政改革第2期計画」(22年度~26年度)に基づき、積極的に事務事業の見直し等の取組を行い、物件費の抑制に取り組む。 | |
扶助費の分析欄国の制度に基づくものが多数を占め,また全国平均を大幅に上回る高齢化率34.9%(24年度末)により容易に削減できないものである。今後も扶助費の適正給付に努めると同時に、その他の経常経費の削減・抑制を図っていく。 | |
その他の分析欄<繰出金>特別会計への繰出金に対する支出額が大きい。全国平均を大幅に上回る高齢化率34.9%(24年度末)により、今後も介護保険給付費・後期高齢者医療費等は増加が予想されるので、健康増進・介護予防を図り、介護保険事業特別会計等の繰出金を抑制していく。 | |
補助費等の分析欄「補助金見直し指針」(19年8月策定)に基づき、事業効果や目標達成度の決算分析を行い、事業効果の低いものは削減し、適正な事業補助金に努めるなど経費削減を図ってきているが、24年度は単年度事業補助があったことにより23年度より2.0%上昇した。今後も「行政改革第2期計画」(22年度~26年度)に基づき、補助金・負担金については、PDCAサイクルにより事務事業を点検・見直しを図っていく。 | |
公債費の分析欄起債発行額を年間9億円以内という目標を設定し、起債発行抑制により起債残高は着実に減少していることから、元利償還額である公債費についても22年度1,670,272千円、23年度1,582,514千円、24年度1,494,662千円と減少している。近年の改善により、類似団体平均値に近付いてきているが、わずかながらも0.3%上回っている状態であり、今後についも年間起債発行額を9億円未満に抑え、大規模事業の取捨選択を行うとともに事業の前倒し、先送り及び縮小をしながら公債費を抑制していく。 | |
公債費以外の分析欄公債費以外では、20年度では類似団体より5.9%下回っていたのが、24年度では2.3%類似団体を上回った。今後も「行政改革第2期計画」(22年度~26年度)に基づき、歳出の抑制・定員管理の適正化等によりコスト削減を図る。 |
分析欄「財政調整基金」は取り崩すことなく、利子1,225千円を積立て、臨時財政対策債を165,853千円発行し、実質収支額は339,301千円、単年度収支は10,994千円となった。標準財政規模は7,295,797千円(21年度)から319,756千円増加し、7,615,553千円(22年度)となった。よって、財政調整基金残高は増加、標準財政規模も増加したことから構成比は0.61%減少した。「実質収支額」は328,307千円(21年度)から10,994千円増加し、339,301千円(22年度)となった。よって、実質収支額は増加、標準財政規模も増加したことから構成比は0.04%減少した。 |
分析欄一般会計、住宅新築資金等貸付事業特別会計、小田高校寄宿舎特別会計、国民健康保険事業特別会計、介護保険事業特別会計、後期高齢者医療保険事業特別会計、老人保健事業費特別会計、介護保険サービス事業特別会計、水道事業会計、簡易水道事業特別会計、公共下水道事業特別会計の11会計はそれぞれ赤字額はなく、連結においても黒字である。赤字額は平成20年度のみ老人保健特別会計において存在したが、水道事業会計、国民健康保険事業特別会計、及び一般会計が大半を占める黒字額の構成となっている。 |
分析欄平成19年度に繰上償還(378,075千円)を実施したこと、また平成20年度に作成した公債費負担適正化計画に基づき地方債発行の抑制を図ってきたことにより、平成22年度末の起債残高を前年度比5.8%減額(-679,514千円)することができ、それにより地方債の元利償還金を減少することができた。一方、普通交付税及び臨財債発行可能額が増加した結果、分子となる元利償還金の減少、分母となる標準財政規模(普通交付税及び臨財債発行可能額)の増加により平成22年度においても実質公債費率は改善した。分析欄:減債基金 |
分析欄起債の抑制により地方債残高の減少を図っていること。また債務負担行為及び組合等の負担見込額についても、新たな負担等を起こさずに返済していることにより、将来負担額の減少を図ることができている。さらにそれから控除する充当可能財源等も基金の増額や基準財政需要額算入額の増加により分子を減少させ、分母である標準財政規模が増加したことが、大きく寄与した結果、将来負担比率は減少し改善した。 |
基金全体 | |
財政調整基金 | |
減債基金 | |
その他特定目的基金 |
有形固定資産減価償却率の分析欄 | |
債務償還比率の分析欄 | |
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析 |
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分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析 |
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