つるぎ町:つるぎ町立半田病院
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36:徳島県
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つるぎ町立半田病院
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経営比較分析表(2020年度)
地域において担っている役割
徳島県西部医療圏における5疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病、精神疾患)、5事業(救急医療、災害医療、へき地医療、周産期医療、小児医療)を担っている。特に、産科医療・小児医療・透析医療においては、当該地域において拠点となる医療機能である。また、感染症対応重点医療機関としても認定されることになり、その役割は地域のみならず、広域的なものとなっている。
経営の健全性・効率性について
・新型コロナウイルス感染症に伴う受診控え、また、感染症対応に係る病床確保・入院制限の影響を如実に受け、②医業収支比率は大きく減少する結果となった。ただ、①経常収支比率においては、病床確保に要した経費としての補助金収入によって、黒字は保たれる形となった。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率:施設全体としては、耐震化工事に伴う病棟立替が大きく影響し、年数も経過しておらず、類似平均に比べ老朽化は進んでいない。②器械備品減価償却率:感染症対策に伴う設備整備事業を活用し、器械整備を行ったことにより、比率は大きく減少している。ただ、整備を行った器械については、主に感染症対応に係る器械であり、今後においても引き続き計画的な医療器械の整備が必要である。
全体総括
新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延は、当然ながら当院にも大きな影響をもたらした1年間となった。当院においても、感染症患者の対応に伴い、救急医療等の重要な事業を一部縮小し対応にあたるなど、医療提供体制の弱体化が生じたことも事実である。今後、当該医療圏における当院の役割を堅持しながら、感染症対応との両立が課題となる。