矢掛町:公共下水道
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経営比較分析表(2017年度)
経営の健全性・効率性について
平成30年度から公共下水道事業は公営企業会計を適用したため,平成29年度の決算は平成30年3月31日での打切決算であるため,必ずしも実態を表していない。平成29年度をもって公共下水道の管渠整備は完了した。整備を積極的に進めた結果,企業債残高が高い比率となっている。また,水洗化率は年々上昇しているが,類似団体平均よりも低い水準であり,使用料収入の確保が課題となっている。また,汚水処理費用の削減も必要である。
老朽化の状況について
管渠について,法非適用のため数値としては出ていないが,平成6年3月の事業認可を受け事業に着手してから25年が経過しており,老朽化が進んできていることから,長寿命化等の対策が必要となってきている。今後は,ストックマネジメントによる計画的な維持管理を行っていく方針である。なお,平成30年度より法適用となり老朽化の状況が数値として出てくるため,その数値を基に詳細な分析を行いたい。※③管渠改善率(%)のグラフについてH27当該値が「4.24」となっているが正しくは「0.00」である
全体総括
平成30年度から,農業集落排水事業を公共下水道へ統合し,公営企業会計を適用し経営の効率化を進めていく。面整備は完了し,今後は水洗化率の向上させ,使用料を確保する必要がある。また,処理施設を適正規模とするため,農業集落排水処理施設との再構築により,汚水流入量の増加に伴い使用料収入の増加を見込むことができる。また,企業債残高が高額であるため,さらなる使用料収入の確保と汚水処理費用の削減が必要となる。