日南町：電気事業

経営の状況について

平成３０年１１月より運転を再開し、供給原価及びEBITDAの値が上昇している。しかしながら、年間を通じた運転が実施できていないため、持続的に運転を行い、安定的な経営を行う必要がある。

経営のリスクについて

発電施設及び導水路の一部はは近年更新を行なっているが、前身の施設建設当初（昭和２０年代）から使用している導水路もあり、老朽化が著しい。また異常気象による災害も増加しており、突発的な事故により長期間発電を停止せざるを得ない状況が頻発している。加えて、一般事務職員が施設の管理を担っているが、専門知識や技術が不足しており、数年で異動するため適切な管理が行えていない可能性が高い。以上のことより、持続的で安定的な経営が困難であるリスクを孕んでいる。

全体総括

持続的かつ安定的な経営を行うために、施設の修繕や更新、専属職員の配置等に配慮した経営戦略を作成する必要がある。