30:和歌山県
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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性についてグラフの推移を見ると、①収益的収支比率については、96.78%となっており、令和元年から100%を切ってる。④企業債残高対事業規模比率は、0%である。⑤経費回収率は、約73.77%で類似団体施設の平均値より高い水準であり、また⑥汚水処理原価は292.12円で、昨年より13.73円増加しているが、類似団体施設と同様の水位である。また、⑦施設利用率は、処理施設が2施設あるが、いずれも利用率が約半分程度になっており、接続促進の普及・啓発活動等を実施し、施設利用率の向上を図っていきたい。⑧水洗化率は約66.22%とほぼ横ばいであるため、一見、経営の健全性・効率性が図られているように見受けられるが、実際は、収入の使用料金のみで賄えてはなく、一般会計の繰入金に大きく依存しているのが現状である。今後、水洗化率の推進に努めることにより使用料収入の増収を図るとともに、維持管理の抑制など、コストの削減により経営の健全化を図っていく必要がある。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について供用開始から、10年以上経過しているが、まだ管路等の施設はまだ老朽化に至っていない。施設の長寿命化を図るため、機能診断調査および最適化構想をもとに、大規模な更新事業を実施したが、今後も維持費等を削減する経営努力が必要である。 |
全体総括現在、汚水処理費を使用料で賄えない状態が続いており、将来的には維持費や更新費用が増加することが予想されるため、今後は財政計画を見直し、適正な使用料収入の確保と汚水処理費を削減することにより、健全な経営体質を目指していく必要がある。また、令和5年度から経営成績や財政状態をより評価・判断するために、公営企業会計を適用する。 |
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