収益等の状況について
①収益的収支比率はH27には100%を割ったが、H28では若干回復を見せる。今後も収益確保に努め黒字化を目指す。②他会計補助金比率は0%で推移しており健全な状態である。③駐車台数一台当たりの他会計補助金額は0円で推移しており健全な状態である。④売上高GOP比率は類似施設との比較においては、低い数値を示しており経年比較では減少傾向にあるため営業費用の節減、更なる収益確保が求められる。⑤EBITDAはH28に微増したが、更なる収益確保更、営業費用の削減が必要である。
資産等の状況について
⑧設備投資見込額は修繕必要箇所において、小規模のものは随時直営で行い、規模が大きくなるに従い修繕委託を行う。また特殊建築物・建築設備定期点検報告書も踏まえ今後の設備状況を把握し計画的に修繕を行っていく必要がある。⑩企業債残高対料金収入比率は0%で推移しており健全な状態といえる。
利用の状況について
⑪稼働率は類似施設と比較して低い数値を示しているが、路上駐車の防止、道路交通の円滑化等の事業の目的を踏まえると、利用促進の為にも更なる周知が必要である。
全体総括
収益的収支比率においては収支は均衡しているが、全体的に類似施設平均値より低い傾向にあるため更なる利用促進のための広報周知が必要である。併せて築26年を経過しているため施設を健全に保つため中長期的な計画と必要経費を計上することが求められる。また今後も路上駐車の防止、道路交通の円滑化等の事業目的から必要な事業と思われる。