藤井寺市：藤井寺市立藤井寺駅南駐車場

収録データの年度

平成27年度に地方債が償還されたことで、単年度収支は黒字に転じた。しかしながら、費用に対する収益の割合は必ずしも高いものではなく、全国平均を下回っており、ＥＢＩＴＤＡにも反映している。周辺の民間駐車場との競合や上限設定のない料金体系が、収益の拡大を妨げる主な要因と考えられる。

平成27年度に地方債が償還されたため、企業債残高対料金収入比率がゼロになった。全国平均や類似施設平均を大きく下回り、良好な傾向にある。

稼働率は、経年比較において類似施設平均よりも低水準で推移している。また、全国平均と比較しても、大きく下回っている状況である。施設の一部が収容可能な車種が制限されるというマイナス要因が影響しているものと考えられる。

老朽化のみられる施設の維持管理について、計画的な更新投資を行うとともに、平成32年度までに経営戦略を策定する予定である。また、周辺の民間駐車場の動向や施設の利用状況を分析し、収益の拡大と経費の削減に努め、収支比率や稼働率の改善を目指す。