経常収支比率
収益的収支比率
累積欠損金比率
流動比率
経費回収率
汚水処理原価
施設利用率
水洗化率
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経営の健全性・効率性について令和2年度から地方公営企業法の財務規定を適用し法適用会計に移行しました。経常収支比率が100%を超えており累積欠損金もありませんが、使用料で回収すべき経費をどの程度使用料で賄っているかを示す経費回収率は類似団体や全国平均を下回る低い水準となっています。これは費用の多くが一般会計からの繰入金で賄われていることを意味しており、厳しい経営状況であるといえます。
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有形固定資産減価償却率
管渠老朽化率
管渠改善率
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老朽化の状況について町内には6ヵ所の処理場があります。いずれの施設も供用開始から20年近く経過しており施設の老朽化に伴い維持管理費の増加が見込まれます。機能強化対策事業として令和5年度は昨年に引き続き、機械設備の更新を実施しました。今後も緊急性の高い施設、設備から更新を行っていきます。
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全体総括現在は施設の維持管理業務が中心となっています。施設の老朽化に伴う修繕費等の維持管理費が増加する一方で、処理区域内の人口減少により使用料収入は減少していく見込みです。今後は機能強化対策事業を進めながら、将来的には公共下水道への接続も検討していく必要があるため、財源の確保に向けた経営の健全化に取組んでいきます。
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