海津市:農業集落排水
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海津市:農業集落排水
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経営比較分析表(2020年度)
経営の健全性・効率性について
経常収支比率及び経費回収率が100%を下回り、欠損金も生じていることから、一般会計繰入金に依存せざるを得ない厳しい状況である。経費回収率、施設利用率、水洗化率については、人口減少や高齢化、接続費用などの理由により水洗化率が伸び悩み、また、地理的要素により多くのマンホールポンプが存在し、管渠の範囲も広範囲に広がっているため、類似団体より維持管理費や修繕費が増加傾向にあると思われる。流動比率が低い水準にあり企業債残高対事業規模比率が高いが、令和3年度に元金償還額のピークを迎え、今後緩やかに逓減していく見込みとなっており、企業債の発行額に注意しながら事業を進めていく必要がある。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率は49.39%となっており、将来の更新等に備え、更新時期の平準化の検討や施設の長寿命化を計画的に進めていく必要がある。管渠は昭和60年より施工を開始し、供用開始は平成2年以降であり、現状では更新等の予定はないが、最適事業構想の見直しを図り、必要に応じて管渠更生等を行う予定である。浄化センター施設においては、農業集落排水施設機能強化事業により更新工事を実施しているが、最適整備構想に基づき、計画的に更新工事を行う予定である。
全体総括
現時点で経営の効率性、財務の健全性は健全であるとは言い難い状況であるため、更なる経費節減や普及活動による水洗化率の向上に努める必要がある。また、一定時期には使用料単価、処理場の統廃合を含めた汚水処理方式の見直し、老朽化施設の長期的な更新計画を検討実施し健全な経営に努めていく必要がある。
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本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
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