収益等の状況について
令和2年3月以降、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少したため、『収益的収支比率』、『売上高GOP』並びに『EBITDA』は昨年度より数値が減少しています。新型コロナウイルス感染症収束の目途が立たず、収入の減少が続くと想定されることから、駐車場維持管理経費等の削減に努めます。
資産等の状況について
瑞浪駅周辺にて再開発が検討されており、駐車場の再整備も検討課題となります。駐車場管理機器の整備にも費用がかかるため、駐車場の集約についても検討していく必要があります。
利用の状況について
平成26年度に駐車場の料金改定を行い、2か所の市営駐車場の料金体系が統一されました。そのため、浪花駐車場の利用者が増加し、駅北駐車場の稼働率は減少してましたが、平成30年度から増加に転じています。しかし、令和2年度は新型コロナウイルス感染症の影響によるテレワーク等の普及から駐車場利用が減少しています。
全体総括
駅北駐車場は、平成27年度から平成29年度にかけて駐車場の拡張工事を行い、それに伴い、地方債の借入を行いました。令和9年度までは地方債の償還が発生するため、より効率的な運営を行う必要があります。令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、使用料及び利用者が著しく減少しています。コロナ禍で収入が著しく減少しているため、経費の削減を図るなど、計画的かつ合理的な駐車場の運営に努めます。