公立小浜病院組合:レイクヒルズ美方病院
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18:福井県
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小浜病院
レイクヒルズ美方病院
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経営比較分析表(2018年度)
地域において担っている役割
一次医療圏内で唯一入院機能を有する病院として当院の果たす役割は重要なものである。今後も地域包括ケアシステムの中で有用な役割を果たすには、回復期・慢性期の入院機能の維持が必要である。
経営の健全性・効率性について
手術を伴う急性期医療を行っておらず、慢性的な患者が多いため、病床利用率は高いが入院患者1人1日当たり収益が全国平均と比べると低い。平均在院日数が長いため、一般病床の看護基準は地域一般入院料3であり、療養病床とともに1人1日当たり収益は低い状況が続いている。費用面では職員給与費対医業収益比率が81.9%と、一昨年度より改善しているが依然高く費用を押し上げており、結果、医業収支比率が75.0%となっている。平成31年2月より地域包括ケア病床を算定しており、今後の入院患者1人1日当たり収益の増が期待される。
老朽化の状況について
機械備品減価償却率が82.9%であり、医療機器等の老朽化は年々進んでいる。
全体総括
当院の現状における病棟体制や患者構成では、大幅な収支改善は非常に厳しいものがあると考えている。平成31年2月より地域包括ケア病床を算定しており、入院患者1人1日当たり収益の増が期待され、経常収支比率で100%を上回ることが予想される。しかし、給与費の対医業収益比率は依然高いため給与費(経費ともに)の抑制を進めていきたい。