黒部市:農業集落排水
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16:富山県
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経営比較分析表(2020年度)
経営の健全性・効率性について
経常収支比率について、令和2年度は黒字となっており、かつ累積欠損金は発生していない。流動比率については、類似団体と比べて高い値を示しているが、処理区域内人口が減少しており、今後使用料の減少が懸念される。流動資産を増加させるため、使用料増加や費用削減への取組が必要である。企業債残高対事業規模比率について、前年度から大きく増加したのは、決算統計の算出方法を変更したことにより、企業債償還の一般会計負担額が前年度から減少したことが要因である。水洗化率については、類似団体よりも高い数値であり、効率的な施設の運用により、公共用下水域の水質保全を図っている。
老朽化の状況について
当市における農業集落排水事業の創設は平成2年であることから、法定耐用年数を経過した管渠等はない。今後、効率的な施設の管理と持続的な処理機能を確保するため、計画的な設備更新に加え、老朽化が進む農業集落排水施設については公共下水道へ計画的に統合し施設の更新工事費及び維持管理費を削減する必要がある。
全体総括
将来の人口減少による使用料収入の減、施設の老朽化等に伴う更新に備えた財源の確保を図る観点から、使用料改定を令和4年、令和6年に行う予定である。改定以降も、5年毎に使用料の見直しを行うこととしており、経営基盤の強化と持続可能な事業運営に努める。