藤沢市:藤沢市民病院

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2020年度)

地域において担っている役割

当院は救命救急センター,災害拠点病院,地域医療支援病院などの指定や承認を受けており,湘南東部二次保健医療圏において数多くの医療機能を持ち,地域から必要とされる高度急性期・急性期医療を提供する役割を担っています。また令和2年度は,神奈川県が提唱した医療提供体制「神奈川モデル」における高度医療機関及び重点医療機関協力病院として,新型コロナウイルス感染症の重症・中等症患者の治療にあたってきました。

経営の健全性・効率性について

令和2年度は,新型コロナウイルスの感染拡大に伴い,外出自粛の影響による受診控えや,病床確保や予定入院の調整等を行った影響で,入院・外来患者数は大幅に減少し,診療収益は昨年度に比べて減少しました。また費用については,感染症業務手当の支給や会計年度任用職員制度の開始等の影響により給与費が増加しました。その結果,医業収支は昨年度に比べて5.9ポイント減少しました。しかしながら,新型コロナウイルス感染症対応のため,病床確保を行ってきたことに対する補助金等の交付により,経常収支比率は昨年度に比べ5.3ポイント増加し,100.9%となりました。

老朽化の状況について

有形固定資産減価償却率については,市民病院再整備事業の完了に伴い,事業開始前と比べて有形固定資産減価償却率が減少しましたが,建物等の減価償却に伴い,年々増加傾向にあります。器械備品減価償却率については,平成28年度以降増加しておりますが,令和2年度は,昨年度に引き続き,新型コロナウイルス感染症に対する診療体制の整備等に伴い,器械備品を購入したため,昨年度に比べて,0.3ポイント減少しました。今後も医療機器の収益性等も含めて検討し,計画的な機器の更新を行ってまいります。

全体総括

令和2年度は,昨年度に引き続き,新型コロナウイルス感染症の影響により,診療収益は大幅な減少となりました。さらに費用については,給与費が増加したことにより,医業損失が昨年度に比べて増加しました。しかしながら,国や県の補助金等による減収の補填により,病院事業の収支全体としては、純利益を計上することになりました。今後も新型コロナウイルス感染症の影響が続くことが予想されますが,感染症患者等への医療提供を行っていくとともに,藤沢市民病院「健全経営推進計画」に基づき,医療の質を向上させるとともに,収益を確保し,持続可能な健全経営に向けて取り組みを推進していきます。

類似団体【1】

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