収益等の状況について
EBITDAについて、令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が下がったことに加え、自動火災報知機、非常放送設備、不活性化ガス消火設備の改修年度であったため、支出が例年より多く、低い数値となった。令和3年度は収入が前年度より少ない状況だったが、支出では最低限の修繕としたため、前年度より改善している。
資産等の状況について
企業債残高対料金収入比率は年々減少傾向にあり、投資の効率化が図られているといえる。必要な更新投資は平成30年度にマネジメント計画を策定し、計画的な管理に移行した。
利用の状況について
稼働率は、新型コロナウイルス感染症の影響による減少傾向が令和3年度も続いている。
全体総括
改修については、計画的に実施しているが、稼働率の新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた後の回復など、引き続き、適切な運営体制に向けて検討していく必要がある。