🗾12:千葉県 >>> 🌆君津中央病院企業団:君津中央病院
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地域において担っている役割君津保健医療圏の基幹・中核病院として、がん、脳卒中及び心筋梗塞等の心血管疾患に対応する高度医療並びに周産期医療、三次救急医療、小児救急医療及び災害時医療等の採算性の確保が困難であり民間医療機関による提供が困難な医療を担うとともに、この度の新型コロナウイルス感染症に対応する重点医療機関としての役割も担っている。また、地域医療支援病院として、地域の医療水準の維持・向上に努めている。 |
経常収支比率医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について新型コロナウイルス感染症重点医療機関として、感染患者を受入れるための専用病床を確保したことや、これに充てる人員を確保するために一部病床を休止としたことで、入院患者数が減少し、病床利用率が低下した。しかしながら、従来から行ってきた経営改善の取組や患者数減により材料費が減となったことで、医業収支比率については、例年と概ね同じ水準を保つことができた。なお、経常収支比率が大きく向上したのは、新型コロナウイルス感染症関連の補助金等によるものである。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について有形固定資産減価償却率が類似病院平均を大きく上回っているのは、建設から17年が経過し、建物及び建物附属設備の経年劣化による影響が、類似病院よりも進んでいるからである。 |
全体総括新型コロナウイルス感染症拡大により、病床利用率は大きく低下した。収益面については、DPC入院期間の最適化への取組や一部手術の外来化、手術枠の見直し及び手術申込期限の見直し等の手術室運用の効率化を図った。これにより、入院患者数が減少していた中でも手術件数及び手術室稼働率を前年度比較で微減に留め、入院収益の減少を抑えた。費用面では、医薬品及び診療材料について、ベンチマークシステムを活用し、粘り強く価格交渉を実施した。加えて診療材料調達における共同購買組織を活用するなど費用縮減を図った。引き続き、地域において担っている役割を果たすために経営改善に向けた取組を行う。老朽化への対応については、「君津中央病院企業団中長期維持保全計画」に基づき、費用の縮減及び平準化を図りながら、現有施設の長寿命化に努める。 |
本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
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